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コロナ禍が巻き起こした住宅高騰の波

こんにちは、代表の佐藤です。

今年5月に5類に移行し、行動制限などが緩和されたコロナ。

誰も予想できず2020年に急に起こったパンデミック。

私の50年余りの人生でも、あのような事態は経験したことがありません。

ちょうど娘が高校に入学するタイミングで、中学の卒業式も、高校の入学式も卒業式も入場制限とマスク着用。

娘の高校生活は入学から卒業までマスクと共に過ごすことになりました。

このような非日常が3年もの間続き、世間の生活様式は一変しました。

毎朝の通勤が当たり前だったものが、リモートワークにより通勤がなくなり、自宅の一角が仕事場へと変容しました。

私の30年以上の不動産業界経験から、コロナによる緊急事態宣言が発令された時は、不動産市況は完全に不況になると予想していました。

しかし実際に緊急事態制限が施行され外出制限が行われると、住宅購入の波が一気に押し寄せ、あれよあれよという間に販売中の不動産が売れまくり、あっという間に在庫不足。

そして需要過多と供給不足による価格の高騰が始まりました。

また時を同じくして、ウッドショックや流通制限、半導体不足などによる建築資材や住宅設備の高騰。

私は1980年代のバブルも経験していますが、あの時とは全く違う異様な高騰でした。

このコロナバブルにより小平市の建売住宅の場合、コロナ前の2019年と比較して約25%程度不動産価格が高騰しました。

そしてコロナが5類へと移行した今もまだその価格は下がっていません。

まさかこのような市況になるとは全く予想できませんでしたが、これが現実です。

食料品はもちろん、円安によるガソリンの高騰など物価も高騰し、非常に暮らしにくい日常となっています。

せめての救いは住宅ローン金利が上昇していないこと。

これはとても影響が大きく、給与が上がらない現状において、住宅購入を検討されている方には唯一の朗報です。

景気全般が良くなることで全ての労働者の給与が上がり、結果物価がインフレに振れることは良い事ですが、いまのインフレは異常としか思えません。

株価もバブル崩壊以降、初の高値更新となり、バブル期の日経平均最高値まであと数千円まで迫りました。

このバランスのおかしい景気が一日も早く正常に戻り、小平市にお住まいの方が小平市で住まいを購入できる、”普通”の市場に戻ることを願います。

 

代表取締役 佐藤正臣

代表取締役 佐藤正臣

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