【住宅購入雑学】住宅購入に掛かる諸経費とは~建売編①~

建売住宅(新築一戸建て)購入の際に掛かる経費を解説
経費項目について
◇売買取引時
- 登記費用(登録免許税、司法書士報酬料等)
- 表示登記費用
- 銀行事務手数料
- 収入印紙(売買契約書用)
- 仲介手数料
- 決済事務手数料(またはローン事務手数料)
- 固定資産等清算金
- 火災保険料
[注釈]
・手数料型の場合
・金銭消費貸借契約はWeb契約の場合
※上記以外でも、金融機関ごとに掛かる経費がある場合があります。
◇入居時
- 網戸
- カーテンレール
- カーテン
- 照明
- TVアンテナ
- エアコン
- 引越し費用
※網戸については標準仕様で最初から付いてる場合もあります。また、完成後の物件などでは販売促進のために、照明やカーテンレール、カーテン、エアコンなどをサービスで付ける業者もあります。
建売住宅(新築一戸建て)を購入した際に掛かる、一般的な経費は上記のような内容となります。
尚、売買取引時とは、物件の契約から引渡し(残金清算、登記手続き、鍵引き渡し)が完了するまで、入居時とは、引渡しを受けたあと入居するまでとなります。
経費金額について
では、一体どれくらいの金額になるかご説明します。
まずは、売買取引時に掛かる費用です。
以下の例を参考に解説します。
Ex.
■物件概要
- 物件価格:3980万円
- 土地:約100㎡
- 建物:約80㎡
- 土地評価額:約1500万円
- 建物評価額:約720万円
- 火災保険金額:約1900万円(地震保険950万円)
- 火災保険期間:5年
- 火災保険種類:建物のみ(家財なし)
■資金概要
- 自己資金:331万円(※諸経費分)
- 住宅ローン:3980万円(※物件の100%を借入)
諸経費詳細
- 登記費用:約500,000円
- 表示登記費用:約100,000円
- 銀行事務手数料:約880,000円
- 収入印紙: 10,000円
- 仲介手数料:約1,300,000円
- 決済事務手数料: 55,000円
- 固定資産等清算金:約100,000円
- 火災保険料:350,000円
合計 3,306,600円≠約331万円
※固定資産税等清算は、半年分を清算した場合としております。
まとめ
物件の100%を借入れ、手数料型の住宅ローンを選択した場合は、大体この程度の金額となり、おおよそ物件価格(3980万円)の8%程度の金額になっています。
尚、借入金額が増加しますと、抵当権設定登記に関わる登録免許税及び銀行事務手数料の金額が上がります。
今回のシミュレーションでは、物件の100%を住宅ローンとして借り入れた場合で試算しましたが、最近では諸経費の分も住宅ローンに加算し、自己資金0円でご購入される方も増えています。
現在、賃貸にお住まいになり家賃を払っていらっしゃる場合は、家賃を払いながら自己資金を貯めるより、諸経費分も住宅ローンを組みなるべく早くご購入された方が、最終的な支払金額ではお得になる場合が多いです。
低金利を上手く利用して、賢く住宅購入をすることが、家計にもプラスとなることをお忘れなく!
次回は、〔入居時〕に掛かる経費をご説明したいと思います。お楽しみに!
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