【住宅購入雑学】住宅購入に掛かる諸経費とは~建売編①~
住宅を購入する際に掛かる経費とはどんなものがあるか、またどのくらいの金額になるかを解説します。
【建売住宅購入の際に掛かる経費】
〔売買取引時〕
・登記費用(登録免許税、司法書士報酬料等)
・表示登記費用
・銀行保証料
・銀行事務手数料
・収入印紙(住宅ローン及び売買契約書用)
・仲介手数料
・決済事務手数料(※ローン事務手数料)
・固定資産等清算金
・火災保険料
〔入居時〕
・網戸
・カーテンレール
・カーテン
・照明
・アンテナ
・エアコン
・引越代
建売住宅を購入した際に掛かる一般的な経費は上記のような内容となります。尚、〔売買取引時〕とは、物件の引渡し(残金清算、登記手続き、鍵引き渡し)が完了するまでに掛かる経費となり、〔入居時〕とは、引渡しを受けた後入居に際して必要となる経費となります。
では、一体どれくらいの金額になるかご説明します。
まずは、売買取引時に掛かる費用です。
Ex.
■物件概要:土地約100㎡、建物約80㎡、土地評価額約1500万円
■資金概要:物件価格3980万円、自己資金330万円、住宅ローン3980万円(※物件の100%を借入)
→上記内容の取引に掛かった諸経費(売買取引時)約330万円
〔内訳〕
・登記費用(登録免許税、司法書士報酬料等) 500,000円
・表示登記費用 100,000円
・銀行保証料 840,000円
・銀行事務手数料 32,400円
・収入印紙(住宅ローン用) 20,200円
・収入印紙(売買契約用) 10,000円
・仲介手数料 1,300,000円
・決済事務手数料(※ローン事務手数料) 54,000円
・固定資産等清算金 100,000円
・火災保険料 350,000円
合計 3,306,600円
物件の100%を借入れ、銀行保証料を一括先払いした場合は、大体この程度の金額となります。尚、借入金額が増加しますと、登記費用(抵当権設定登記)及び銀行保証料の金額が上がります。
※100万円借入金額が増えた場合、約22,000円程度経費が増えます。
小平市でお住まいをご購入する場合、建売住宅の平均価格が約4000万円となりますので、物件の100%を住宅ローンとする場合は、おおよそ上記のような経費が掛かると思っていただいて宜しいと思います。尚、上記の火災保険料は、保険金額1500万円・保険期間(火災)10年、(地震)5年とした場合ですので、保険期間を短くする、または地震保険を外すなどすることで、金額を抑えることも可能となります。
尚、今回のシミュレーションでは、物件の100%を住宅ローンとして借り入れた場合で試算しましたが、最近では諸経費の分も住宅ローンに加算し、自己資金0円でご購入される方も増えています。
現在、賃貸にお住まいになり家賃を払っていらっしゃる場合は、家賃を払いながら自己資金を貯めるより、諸経費分も住宅ローンを組みなるべく早くご購入された方が、最終的な支払金額ではお得になる場合が多いです。
低金利を上手く利用して、賢く住宅購入をすることが、家計にもプラスとなることをお忘れなく!
次回は、〔入居時〕に掛かる経費をご説明したいと思います。お楽しみに!
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