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住宅購入雑学

【住宅購入雑学】住宅ローンをいくら借りられるか?

住宅購入にあたっては殆どの方が住宅ローンを利用されると思います。
今回は、その住宅ローンについて良く質問を受ける『いくら借りられるか?』についてお話をしたいと思います。

まず、借入金額については大きく2方向からの検討が必要となります。

一つ目は、『(お客様が)毎月いくら返済できるか』
そしてもう一つは、『銀行がいくら貸してくれるか』

それでは、具体例をあげながらご説明します。

Ex.
毎月10万円の返済が可能なお客様がいらっしゃいました。
お借入されるご主人様は、年齢35歳、年収350万円、勤続12年。
車などのローンのお借入はありません。

では、このお客様がいくら借り入れられるかを試算します。

〔借入条件〕
返済額:毎月10万円(ボーナスなし)
借入金利:0.625%
借入期間:35年
〔審査基準〕
算出金利:4%
返済比率:35%以内

1.毎月の返済額から試算した借入可能額→→→3,770万円
2.銀行の貸出基準から試算した借入可能額→→→2,300万円

上記より、このお客様の借入可能額は2,300万円となります。

ちなみに、2,300万円の返済額は毎月60,984円となります。

ん?本人は毎月10万円払えるのに、なぜこうなるの?

それは、銀行が貸出基準のベースとしている、“返済比率”にあります。

銀行は、『年間の借入返済額(※注)が、借入者の年収の何%以内であること』というような審査基準を設けています。

※注:この借入返済額には、車のローンやカードローンなども含まれます。

そのためいくら毎月10万円返せると言っても、銀行の貸出基準で試算した結果、返済比率がオーバーする場合には、毎月の返済額で借り入れできる金額より、低い金額になってしまう場合があるのです。

ちなみに、返済比率を算出する際の金利(=算出金利)及び返済比率は、各金融機関により変わりますが、一般的にメガバンクは算出金利が高く、地銀や中央労働金庫などは算出金利を低く設定する傾向にあります。
ただし、算出金利が低くても、返済比率も低く設定されてしまう場合は、結果的に借入金額が低くなることがあるため注意が必要です。

このように、住宅ローンの借り入れについては単に“金利”だけで選べないということがありますので、ご自身の希望をよくご検討いただき、“最適”な金融機関をお選びいただくことをおススメいたします。

当社では、お客様のご希望されるお支払いなどのご条件を元に、お客さまにとって最適な金融機関をご紹介させていただいておりますので、お気軽にご相談ください。

※今回の試算はあくまでも分かり易くするため簡易的なものでご説明しています。
実際のお借入に当たりましては、上記条件以外の審査基準等がございますので、ご注意ください。
※各金融機関の定める算出金利や返済比率などは、一般のお客様へは情報を公開していない場合が殆どです。

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宅建士:佐藤正臣

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